業務用エアコンの電気代が上がった?原因と見直しポイント
店舗や事務所の電気代が上がっても、エアコンの故障が原因とは限りません。最初に請求額と使用電力量を分けて見て、料金単価・営業時間・気温などの変化を確かめましょう。
電気代の金額だけでなく、使用量と料金条件を比べる
前年の同じ時期や直近の明細で、使用電力量(kWh)、請求の対象期間、契約・料金単価の変化を見ます。店全体の明細には、冷蔵庫・照明・厨房機器などの使用分も含まれます。
| 変わった項目 | 利用者が調べること |
|---|---|
| 金額が増えた | 単価・調整額・契約の変更 |
| 使用電力量が増えた | 営業日数・運転時間・機器の増設 |
| 冷房の使用が増えた | 気温・人数・出入口の開閉 |
この段階で原因を一つに決める必要はありません。明細と設備の使い方をそろえることで、何を見直すかを絞れます。
快適性を保ちながら、運転と手入れを見直す
不要な運転と、風を妨げる物を減らす
使っていない時間や区画まで運転していないか、タイマーと運転範囲を見直します。設定温度だけでなく、実際の室温やお客様・スタッフの様子を見て調整してください。必要な換気を止めたり、暑さを我慢したりする節電は避けましょう。
吸込口・吹出口をふさぐ棚や荷物を整理します。室外機は安全に見える範囲で通風を妨げる物を取り除き、本体を動かしたり、通風をふさぐ囲いを付けたりしないでください。
フィルターを手入れし、改善したか記録する
取扱説明書に従って電源を停止し、安全に届く範囲のフィルターを清掃します。高所での作業や内部洗浄は業者へ依頼してください。清掃日と運転時間を残し、その後の使用量と冷え方を見ます。
効きの悪化もある場合は、機器の点検を頼む
運転や手入れを見直しても冷えにくい場合は、内部の汚れ、機器の不調、店舗の熱や気流を業者に調べてもらいます。請求額の増加だけを理由に、冷媒補充や本体交換を決めないでください。
エアコン交換で電気代がどれだけ下がるか試算を頼む
新品を検討する場合は、現在と候補の機種、稼働時間、電気料金などの条件をそろえて試算してもらいます。実際の削減額は使い方や気象条件で変わるため、必ず回収できると判断しないようにしましょう。
本体・撤去・設置・配管・電源工事を含む費用と、今後使う期間を比べます。点検で分かった状態や修理の可否も踏まえ、必要な投資かを決めてください。
ハセガワ住設では、流山周辺の店舗・小規模事業所から、業務用エアコンの点検・修理・クリーニングのご相談を受け付けています。所在地と設備の状況、希望する時期を分かる範囲でお知らせください。
ご相談・お見積りは無料です。出張・現地調査の費用は地域により異なります。診断・分解など有料作業が必要な場合は、実施前に内容と費用をご案内します。
対応内容は業務用エアコンの点検・修理・クリーニングをご覧ください。
株式会社ハセガワ住設の代表取締役。千葉県流山市を拠点に、地域の空調・電気・換気・配管工事を担う会社を率いています。豊富な現場経験と、確かな技術をもとに、本コラムの監修を務めております。第二種電気工事士資格保有。
