レンジフード交換だけで済む?キッチンを残す工事の条件と費用
「換気扇の音が大きくなった」「掃除しても使いにくい。でも、キッチン全体のリフォームまでは考えていない」。そんなときは、レンジフードだけを交換できるか確認するところから始められます。
レンジフードは、コンロの上で煙や湯気を集めて外へ排出する設備です。キッチンを残したまま交換できる場合がありますが、幅が同じというだけでは取付可否は決まりません。本体を購入する前に、今の機種と設置状態を確認しましょう。
レンジフードだけ交換できるか業者に聞く
レンジフードの不調が、キッチン全体を取り替える理由になるとは限りません。交換できる機種と取付条件が合えば、流し台や収納を残した工事を検討できます。
例えばLIXILは、同社のキッチンについてレンジフード単体の交換が可能と案内しています。ただし、交換できる機種は本体の幅・高さ、排気口の位置、壁や天井の状態などで異なります。この案内を、すべてのキッチン・機種で無条件に交換できるという意味には捉えないでください。
機器を購入済みの場合も、取り付けられるかは設置条件によって変わります。新旧の型番と設置場所の写真を、工事の依頼先へ伝えて確認してください。
購入前に、設置条件を業者に調べてもらう
レンジフード交換では、本体の寸法だけでなく、排気・電源・コンロとの組合せを確認します。
本体と収納の位置関係を業者に伝える
本体だけでなく、左右の収納や壁まで分かる写真を業者へ送りましょう。幅・高さ・奥行きが合うかは、業者に確かめてもらってください。上部や側面を覆う板は「幕板」といい、新しい機種に合わせて交換することがあります。必要な部材は本体代と分けて見積もってもらいましょう。
レンジフードの幅と、収納との位置関係

ダクト・電源を再利用できるか調べてもらう
ダクトは、煙や空気を外へ運ぶ管です。既存のダクトや電源を使えるか、接続部分の変更が必要かによって、交換工事の内容が変わります。本体の型番だけでは分からない部分は、施工業者による現地確認が必要です。ご自身で本体を取り外したり、配線に触れたりする必要はありません。
レンジフードにつながるダクトと電源

- 排気ダクト
- 空気を屋外へ排出する経路
- 電源
- 本体へ電気を送る接続
コンロとの連動機能を残したいと伝える
コンロを使うと換気が自動で始まる機能を残したい場合は、コンロ側とレンジフード側の対応確認も必要です。レンジフードだけに連動機能があっても、対応していないコンロとは連動できません。希望する機能は機器選びの前に伝えておくと、確認漏れを防げます。
コンロに連動して、レンジフードが運転

レンジフード本体・部材・工事の費用を確かめる
当社の住宅向けレンジフード交換工事は、税込33,000円〜(本体別)です。見積りでは、この工事費に加え、レンジフード本体と必要な部材・追加作業の費用を含む総額を確認してください。
- 本体・部材:レンジフード本体、機種や設置状態に合う幕板など。
- 接続・取付の作業:ダクトや電源の変更、壁・天井の補修などが必要か。
- 訪問の費用:地域によって出張費・現地調査費が異なるため、工事費とは別に確認。
業者の現地調査後に、本体・部材・工事の内訳を聞きましょう。ダクト変更や壁の補修が加わる場合は、必要な理由と金額を説明してもらってください。キッチン全体の工事が必要か不安な方も、レンジフードだけを替えたい希望から相談できます。 換気工事の対応範囲と料金
今のレンジフードと希望する機能を当社に伝える
機種選びが済んでいなくても、ご相談いただけます。分かる範囲で、次の情報をお知らせください。写真や型番をそろえるために、無理な姿勢で撮影したり、本体を分解したりしないでください。
- レンジフードと左右の収納・壁が一緒に写る写真。
- 安全に見える位置にあれば、メーカー名・型番のラベル。
- 気になる症状と、「掃除をしやすくしたい」「コンロ連動を残したい」などの希望。
- 工事場所の市区町村、戸建て・マンションなどの建物の種類。
富士工業では、機種確認に使うラベルの位置を公式サイトで案内しています。見つからない場合は、分かる情報だけで構いません。賃貸住宅では、機器の購入や工事の手配前に、管理会社・貸主へ交換について相談しておきましょう。
ハセガワ住設は流山市を拠点に、千葉・埼玉・茨城・東京の対象地域へ訪問します。出張費・現地調査費の無料対象は、流山・柏・松戸・野田・我孫子・三郷・八潮・吉川・守谷の9市です。それ以外の地域は訪問前に費用をご案内します。診断や分解などの作業費は別途確認が必要です。
飲食店の厨房など、店舗の換気設備をご検討の場合は、店舗・事業所向けの換気工事をご覧ください。この記事の33,000円〜は住宅向けレンジフード交換の案内です。
参考にしたメーカー情報
※冒頭の画像は参考イメージで、実際の施工写真ではありません。
株式会社ハセガワ住設の代表取締役。千葉県流山市を拠点に、地域の空調・電気・換気・配管工事を担う会社を率いています。豊富な現場経験と、確かな技術をもとに、本コラムの監修を務めております。第二種電気工事士資格保有。
