業務用エアコンのガス補充が必要になる原因とガス漏れへの対処方法
業務用エアコンが冷えないとき、「ガスを補充すれば直る」とは限りません。冷媒は燃料のように通常の運転で使い切るものではないため、不足しているなら漏れなどの原因を調べる必要があります。
エアコンのガス不足かどうか業者に調べてもらう
冷暖房の効きの低下、配管への霜、エラー表示は、冷媒以外の不具合でも起こります。症状だけで補充を注文せず、運転モード・表示・発生時期を伝え、機器と配管を調べてもらいましょう。
焦げ臭さや異常な振動、繰り返すブレーカーの作動がある場合は使用を止めます。利用者が配管を外したり、市販の冷媒を充塡したりしないでください。
漏れの箇所と修理方法を聞いてから補充を頼む
漏れを修理せず、補充だけを繰り返さない
フロン類を使う第一種特定製品で漏えいが確認された場合は、原則として修理前の充塡は禁止されています。漏れの場所、修理する範囲、修理後の確認方法を業者に説明してもらってください。
出典:環境省「機器の点検」
登録のある業者に、機種に合う冷媒を扱ってもらう
フロン類の充塡・回収は、登録を受けた第一種フロン類充塡回収業者へ依頼します。冷媒の種類・量や作業方法は、機種と点検結果に応じて業者が判断します。
古い機器で冷媒や部品を手配できない場合は、修理可能な範囲と交換案を比べます。年数だけで結論を出さず、現物の型番と状態を調べてもらいましょう。
調査・修理・冷媒の費用を分けて見積もってもらう
| 見積もりの項目 | 業者に聞く内容 |
|---|---|
| 出張・診断 | 調査範囲と、見送り時の費用 |
| 漏れの調査・修理 | 修理箇所・交換部材・作業方法 |
| 冷媒の回収・充塡 | 冷媒の種類・量・料金 |
| 作業後の確認 | 漏れ・運転の確認と保証 |
冷媒の単価だけでは工事費用の適正さを判断できません。漏れを直す作業と必要な量が含まれるか、追加費用の条件は何かを確かめてから依頼してください。
作業記録を受け取り、機器の履歴と一緒に保管する
修理した場所、作業日、充塡・回収の内容を点検記録簿へ残します。整備時に交付される充塡証明書・回収証明書も保管してください。再発した場合は、前回の作業内容を業者へ伝えられます。
ハセガワ住設では、流山周辺の店舗・小規模事業所から、業務用エアコンの点検・修理・クリーニングのご相談を受け付けています。所在地と設備の状況、希望する時期を分かる範囲でお知らせください。
ご相談・お見積りは無料です。出張・現地調査の費用は地域により異なります。診断・分解など有料作業が必要な場合は、実施前に内容と費用をご案内します。
対応内容は業務用エアコンの点検・修理・クリーニングをご覧ください。
株式会社ハセガワ住設の代表取締役。千葉県流山市を拠点に、地域の空調・電気・換気・配管工事を担う会社を率いています。豊富な現場経験と、確かな技術をもとに、本コラムの監修を務めております。第二種電気工事士資格保有。
