エアコン取り付けはどこに頼む?業者選びのポイントと工事内容を解説
エアコンを新しく取り付けるときは、家電量販店やエアコン工事業者、電気工事業者などに依頼できます。
ただし、設置場所や電源、配管の状況によっては、標準的な取り付け工事だけでは対応できない場合があります。
料金だけで選ぶのではなく、必要な工事まで対応できるかを確認して業者を選ぶことが大切です。
エアコン取り付けを依頼できる業者や選び方、工事内容、追加工事が必要になるケースについて解説します。
エアコン取り付けを依頼できる業者
エアコンの取り付けは、依頼先によって対応できる工事や依頼方法が異なります。
家電量販店に依頼する
家電量販店では、エアコン本体の購入と取り付け工事をまとめて依頼できます。
購入から工事まで一度に手配できるため、エアコンを購入してそのまま取り付けを依頼したい場合に利用しやすい方法です。
ただし、標準工事に含まれる内容や追加工事の費用は、店舗や設置条件によって異なります。
エアコン工事業者に依頼する
エアコン工事業者は、エアコンの取り付けや交換、移設などを専門に行っています。
すでに購入したエアコンの取り付けだけを依頼したい場合にも利用できます。
設置場所や配管、室外機の位置など、さまざまな条件に対応している業者もあります。
電気工事業者に依頼する
電気工事業者では、エアコンの取り付けに加えて、専用コンセントの設置や電圧変更などの電気工事にも対応できます。
取り付けとあわせて電気工事が必要な場合は、両方に対応できる業者へ依頼すると、工事をまとめて相談できます。
エアコン取り付け業者を選ぶ5つのポイント
エアコン取り付けを依頼するときは、料金だけでなく、工事内容や対応できる範囲も確認しましょう。
1.工事内容と費用が明確になっている
取り付け費用は、エアコンの設置条件によって変わります。
見積もりでは合計金額だけでなく、どの工事が含まれているのかを確認しておきましょう。
2.追加工事について事前に説明がある
専用コンセントの設置や配管の延長など、標準工事とは別の作業が必要になることがあります。
追加工事の可能性や費用について、事前に説明してくれる業者なら、工事当日の予想外の出費も避けやすくなります。
3.エアコン工事の実績がある
エアコンの取り付けでは、室内機や室外機の設置だけでなく、配管やドレンホース、電源なども適切に施工する必要があります。
さまざまな住宅や設置条件での工事実績があるかどうかも、業者選びのポイントです。
4.電気工事にも対応できる
エアコンによっては、専用コンセントの設置や電圧変更、専用回路の増設などが必要になることがあります。
エアコン工事と電気工事の両方に対応できる業者なら、必要な工事をまとめて相談できます。
5.設置状況を確認して見積もりを出している
エアコンの取り付け費用は、室内機や室外機の設置場所、配管、電源設備などによって変わります。
実際の設置条件を確認したうえで見積もりを出してくれる業者なら、必要な工事や費用も把握しやすくなります。
エアコン取り付け工事の内容
一般的な壁掛けタイプのエアコンでは、主に以下のような工事を行います。
- 室内機の設置
- 配管・配線の接続
- 室外機の設置
- 配管穴の準備
- 試運転・動作確認
室内機を設置する
室内機を取り付ける位置を決め、壁面に設置します。
冷暖房の効率や天井・壁との距離、家具との位置関係、メンテナンスのしやすさなども考慮して設置位置を決めます。
配管・配線を接続する
室内機と室外機をつなぐため、冷媒配管やドレンホース、配線などを接続します。
室内機と室外機の距離や配管の通し方によって、必要な材料や施工方法が変わります。
室外機を設置する
室外機を地面やベランダなどに設置し、室内機と接続します。
設置スペースが限られている場合は、屋根置きや壁面設置など、別の方法を検討することもあります。
配管穴を用意する
エアコンの配管を屋外へ通すため、壁に配管穴を設けます。
既存の穴を利用できる場合もありますが、新しくエアコンを設置する場合は穴あけ工事が必要になることがあります。
試運転・動作確認を行う
取り付け後は試運転を行い、冷房・暖房が正常に作動するか、水漏れや異常な音などがないかを確認します。
問題がないことを確認して工事完了となります。
エアコン取り付けで追加工事が必要になるケース
設置する住宅や部屋の状況によっては、標準工事とは別の作業が必要になります。
- 専用コンセントがない
- 100V・200Vの変更が必要
- 配管穴の新設が必要
- 配管の延長が必要
- 室外機の特殊な設置が必要
- 化粧カバーを取り付ける
専用コンセントがない
エアコンを設置する場所に専用コンセントがない場合、専用回路の新設などの電気工事が必要になることがあります。
100V・200Vの変更が必要
エアコンには100Vを使用する機種と200Vを使用する機種があります。
設置するエアコンと住宅側の電源が合っていない場合は、電圧変更などの電気工事が必要です。
配管穴の新設が必要
設置場所に配管穴がない場合は、壁への穴あけ工事が必要です。
壁の材質や内部の構造によって施工方法が変わるため、事前に確認します。
配管の延長が必要
室内機と室外機の距離が長い場合、標準的な長さを超える配管が必要になることがあります。
延長する長さに応じて、追加の材料や作業が必要になります。
室外機の特殊な設置が必要
室外機を地面やベランダに設置できない場合は、屋根置きや壁面設置、二段置きなどを検討します。
設置方法によっては、専用の架台や追加部材が必要です。
化粧カバーを取り付ける
配管を保護したり、見た目を整えたりするために化粧カバーを取り付けることがあります。
標準工事に含まれない場合があるため、希望する場合は見積もりで確認しておきましょう。
エアコン取り付け前に確認したいこと
取り付けを依頼する前に、設置するエアコンと現在の設備について確認しておくと、工事内容を決めやすくなります。
設置するエアコンの仕様
エアコンによって、電圧や電源方式、能力などが異なります。
設置する機種に必要な電源や設置条件を確認しておきましょう。
室内機と室外機の設置場所
室内機を取り付ける壁に十分なスペースがあるか、室外機を設置できる場所があるかを確認します。
室外機の設置場所が限られている場合は、特殊な設置方法が必要になることがあります。
コンセントと配管穴の状況
コンセントの形状や電圧、配管穴の有無を確認します。
既存設備を利用できる場合もありますが、エアコンの仕様と合わなければ電気工事や穴あけ工事が必要です。
既存エアコンの取り外し・処分
交換の場合は、現在使用しているエアコンの取り外しや処分も必要になります。
取り付けとあわせて依頼したい場合は、見積もりの段階で伝えておきましょう。
エアコン取り付けを依頼するときの流れ
エアコンと設置状況を伝える
取り付けたいエアコンの機種や室内機・室外機の設置場所を業者に伝えます。
交換の場合は、既存エアコンの取り外しが必要なことも伝えておきます。
工事内容と見積もりを確認する
設置条件をもとに、必要な工事と費用を確認します。
標準工事に含まれる内容と、追加工事になる作業を確認しておきましょう。
工事を行い、動作を確認する
工事日に室内機・室外機の設置や配管・配線の接続を行います。
最後に試運転を行い、正常に動作することを確認して工事完了となります。
エアコン取り付けは工事内容を確認して業者を選ぶことが大切
エアコンの取り付けは、室内機と室外機を設置するだけでなく、配管や電源などの工事も必要になります。
住宅の設備や設置場所によっては、専用コンセントの設置や電圧変更、配管の延長、室外機の特殊な設置などが必要になることもあります。
取り付けを依頼するときは、料金だけでなく、設置条件に応じた工事内容まで確認しましょう。
必要な工事をまとめて相談でき、工事内容を分かりやすく説明してくれる業者を選ぶと、納得してエアコンを設置しやすくなります。












